仕事中に水分補給することの重要性

看護師の仕事は激務であることはよく知られていますが、休憩時間さえも取れず、あちこち走り回っていることも少なくありません。しかし、水分を摂らずに頑張りすぎてしまうと、脱水症状になったり、疲れが溜まりやすくなります。また、水分補給を怠ると、頭痛を引き起こすこともあり、集中力も削がれてしまうので、ミスが増えてしまう可能性もあります。水分不足によるパフォーマンスの低下は体の自然な反応なので、根性や精神論ではどうにもなりません。したがって、人の命を預かることになる看護師は、特に意識的に仕事中の水分補給方法を考える必要があるでしょう。参考サイト⇒仕事中は特に注意!水分補給のススメ

たとえば、朝の出勤時に、予め水分を取っておくことは重要です。しかし、一気にたくさん飲んでも体は尿として排出しようとしてしまうため、余分なトイレの時間を増やしてしまいかねません。それに、仕事中にすぐ汗をかきはじめると、体の水分が不足してしまうので、できれば少しずつ水分補給を行うほうが効果的な水分補給と言えるでしょう。水分補給用のボトル携行が許されていない場合は、ナースステーションに水分を用意しておいて、通るたびに一口ずつ水分を補給するようにしてください。

また、もしナースステーションに飲み物を置くことが許可されていなかったり、休憩時間以外の水分補給が許されていなかったりする場合は、許可を出してもらうように相談したほうがいいいでしょう。仕事に支障が出ることを伝えれば、多くの場合は、認めてもらえる可能性は高いはずです。